Windowsでファイルアクセス日時の更新を止める

WIndows10でファイルを開いただけで、プロパティの『アクセス日時』が更新される機能。

最近のPCであれば、処理負荷はあまり高くないが、ファイル数の多いフォルダを開くと情報が一気に更新され、SSDに余計な読み書きが発生してしまう。

この機能、Windowsのバージョンによってデフォルトの設定がOFFだったりONだったりするのがややこしい。

 

2017年10月に配信開始されたWindows 10 Creators Update (version 1703)以降ではONになっている可能性がある。

レジストリ編集か管理者権限のコマンドプロンプトから止められる

レジストリの場合

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem

内の

NtfsDisableLastAccessUpdate

の値(16進数)を編集することで、有効・無効の切り換えが可能。

この値はWindows10 April 2018 (version1803)の前後で異なる場合があるために注意

NtfsDisableLastAccessUpdateの設定値一覧

Windows10 April 2018 (version1803)より後

※設定は全て16進数

  • 80000000 … 有効(アクセス日時を更新)
  • 80000001 … 無効(アクセス日時を更新しない)

※Windows10 April 2018 (version1803)より前

  • 0 … 有効(アクセス日時を更新)
  • 1 … 無効(アクセス日時を更新しない)

コマンドプロンプト(管理者権限)

fsutil behavior set disablelastaccess 1

と入力すると80000001 (無効)になる